the last day あなたの何もかもを愛していたから、もう一度この手に欲しかった。全てを思い出した私はなるほど酷い人間だ。昔から自分のことしか考えていないのだから。どれだけの人が私の足に踏みにじられて泣いていたのかを、私は知らない。目を背けて、自分の心象風景に思いを馳せる。私は一人傷ついた顔をして春を待っていた。あの春に戻れるのならば他に何もいらなかった。例え誰を傷つけようと、独り善がりであろうと関係がない。これが私の犯した罪で、この結末が、私に与えられた罰だ。 PREV BACK NEXT